鳩摩羅什

レッド・スパローの鳩摩羅什のレビュー・感想・評価

レッド・スパロー(2017年製作の映画)
3.5
CIAで33年間働いたジェイソン・マシューズの小説『レッド・スパロー』を原作とする本作は旧ソ連時代に存在したとされるスパイ「スパロー」が主人公である。
主演はジェニファー・ローレンス(1990-)。『ハンガーゲーム』公開の2012年は22歳で、本作公開の2018年は28歳。6年しか経っていないがだいぶ印象が違う。CIAエージェントを演じるのは『ブラック・スキャンダル』のジョエル・エドガートン(1974-)。他、『RED』のメアリー=ルイーズ・パーカーや将軍役のキアラン・ハインズなど名優が脇を固めているが、その中で存在感を発揮していたのがベルギーの俳優マティアス・スーナールツ(1977-)である。主人公の叔父の役を演じたのだが若い頃のプーチンにそっくりなのだ。似せているのか偶然なのか、歩き方まで似ている。
あくまで小説ベースなので、どこまでが事実に即しているのか定かではないが、しっかりしたストーリーと確かな俳優陣で面白かった。
鳩摩羅什

鳩摩羅什