四畳半

エクス・マキナの四畳半のレビュー・感想・評価

エクス・マキナ(2015年製作の映画)
4.1
自宅で鑑賞

もの凄く意地悪な映画だな〜良い意味で。
人間とAI関係無く思考そのものを証明する事は不可能で、結果からの逆算でしか証明出来ない。
アンドロイドが大概女性モデルの理由とそれを逆手にとった逆転が痛快だが、性欲抜きにしても人間とAIを隔てるものは情の有無なのかな。

自然(ネイチャー)と機械、人間とアンドロイドの対比が視覚的にも表現されていて、雄大な自然の中に溶け込むモダンな別荘と近未来的に無機質な地下のデザインとか背景が象徴的。

あと、最後のバイオレンスシーンは包丁の滑らかな刺さりっぷりと血の滲み方が生々しくてとても好き。
四畳半

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