キャベリー

アバウト・レイ 16歳の決断のキャベリーのレビュー・感想・評価

アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)
4.3
同性のパートナーのいる母、シングルマザーのマギー、トランスジェンダーの我が子。

もし自分の子がトランスジェンダーだったら、と頭のどこかでうっすら思いながら観ていた。

「私は体も心も女の子だよ。たぶん。」
「それはラッキーだね。」
子供のニュートラルさに少し救われた気分。

『マレフィセント』で妖精のような愛らしさを遺憾無く発揮したエル・ファニングが、どんどん男の子に見えてきて不思議だった。

エルもだけど、ナオミ・ワッツも、お母さんたちも、本当に演技が上手い。

完璧な母親なんていない。
完璧じゃないからこそ、がむしゃらに子供を守ろうとしてる。
その必死な思いが伝わってきた。
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