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アバウト・レイ 16歳の決断のToriのレビュー・感想・評価

アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)
3.5
 主人公レイ(エル・ファニング)の「普通でいたいんだ」という言葉が印象的。女の子の身体が嫌で手術を望むレイと、レイを愛するがゆえに手術で後戻りできなくなるリスクの大きさから躊躇しているお母さんの対立が観ていて苦しかった。生きている環境によってはまだ「異常」ととられてしまうLGBTを描いた映画はたくさんあるけれど、今まで観た映画の中で一番家族愛を感じた。
 映画が進むにつれ、「いやお母さんしっかりして…」とだんだん思ってしまった。エル・ファニングは終始可愛い。
 
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