パパvs新しいパパのlvsのネタバレレビュー・内容・結末

ウィル・フェレルとマーク・ウォールバーグのコメディ映画だが、継父であるウィル・フェレルが不憫すぎて、正直笑えないところも多かった。

実父のダスティは腕っ節も強くて何でもできるが、自分勝手で父親としては失格。継父のブラッドを追い出すが、結局地味な父親業が嫌になって、散々人の家庭を掻き回した後、パーティで自分を待つ子供を置いて町を出ようとするクズ。
ブラッドも変な奴ではあるが、子供達の立派な父親になれるよう必死に努力している所をダスティのような自己中人間にめちゃくちゃにされるなんて地獄すぎる。

人の家に我が物顔で入り浸るクリフもウザすぎるし、最後にジョン・シナがカメオ出演してくれた事によってやや持ち直したが、登場人物に心から好きになれる奴が1人もいない映画というのは、観ていてなかなか辛かった。