それぞれが両の拳に宿した濃厚なドラマ
…を見せたいのだろうが、
ど~うにも響かない。
意図だけは見え見えの見栄晴。
厚みも薄い。味わいも薄い。
顔だけはスーパーヘビー級に濃い。
リングと日常場面をカットバックで繰り返す、そのいかにもな狙った感に辟易させられる。
没入できないこっちは、ファイティングポーズもとれないが、それでも最後まで試合放棄せなんだぞ。
退屈負けという黒星は喫したが、
俺っちのリベンジ・ファイトは
いつになりしや…(ToT)
対戦に至るドラマ部分、弱し。
試合の臨場感、いと弱し。
スイングしなけりゃジャズじゃない!
とは誰の言葉だったか。
リングの上でジャムるならば
ヒリヒリさせなきゃ意味がない。
井上 vs ドネア戦のあとに観たことが
そもそもの間違いか。
…!!
え、俺のせいかよ!?