無学さんの映画レビュー・感想・評価

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ジオストーム(2017年製作の映画)

3.0

ド迫力のディザスターを期待していたが…

ななな、なんたる…!
なななな、斜め上!!

否、コレは斜め下を行くトンデモ映画だ。

ロケットランチャーって
ギャグだろ。

このディザスタらないクライムサ
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ガンヒルの決斗(1959年製作の映画)

4.5

※再レビュー

ジョン・スタージェスにハズレなし。
あのガンマン達やあの捕虜達など、無骨な作風が好きだ。

本作の筋立ても、仲代達矢がもう少し若いときに時代劇でリメイクしてほしかったくらいの良作。
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音楽(2019年製作の映画)

5.0

令和2年のスクリーンはコイツからと決めていた。
って…!
昨年末から本日まで、家ですら映画を観ない日が続き、ウラシマっていた小生(涙)
気づけば、残すところ345日で今年も終わってしまうというのにだ。
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

4.5

いきなりのカメラ目線に
「え?イーストウッドが、まんまブロードウェイなミュージカルを!?」と一瞬たじろぐ。
そうではなかったけれど、
スターの栄枯盛衰。光と影。
昨年のクイーンを観るまでもなく、ロック
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アイ・アム・キューブリック!(2005年製作の映画)

2.8

pardon?

きゅうぶりっく?
あなたが、あのキューブリック?

Stanleyyyy!
”F××××××king”
Kuburickkkkk!!!

Oh…Jeeeeesus Christ!!!
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ニューヨーク1997(1981年製作の映画)

3.5

マッドマックス以降、80年代に粗製乱造されたディストピア作品。

そもそも当時に描かれた近未来のイメージなんてブレードランナーも爆裂都市もAKIRAも北斗の拳も(!)
もっと敷衍していえばMTV開局に
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かわいい毒草(1968年製作の映画)

3.8

数ヶ月前、町山セレクションにて鑑賞。
そのあとに公開されたワンハリの中で本作タイトルが出てきたので、タラ氏の嗅覚というかアンテナというか、氏の映画愛にはまことに感服しますわな。

ノーマン・ベイツをも
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.0

昔の少年ジャンプの裏広告。
青瓢箪のウラナリが
ブルワーカーでみるみる変身!
逆三角形のマッチョになって
彼女もできましたピース!
と、筋肥大とともに日焼けまでしている謎。

トム・ハンクスの無人島で
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フリーソロ(2018年製作の映画)

-

うわーすげーまじー!
(;゚Д゚) !!

すげーまじーうわー!!
Σ((゜Д゜))

まじーうわーすげー!!!
((( ;゚Д゚))) !!!!

って、間抜け面で観ていた間も、観終わったあとも、出
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

シャイニング原作は未読。
キング自ら脚本の後年シャイニングも未見。
キューブリック版しか観ていないので、評価もあの傑作を出発点とすれば、着地点も一元的な主観で探すのみ。


①原作者キング
②キューブ
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.5

一昨日、仕事終わりに埼玉から柏のキネ旬シアター目指して高速を ( 安全に ) ブッ飛ばす!
一般道が渋滞でギリギリ間に合ったものの、ぐったりの精神にはあまりにキツイ内容で、帰路の疲労感さらに増し
這う
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モハメド・アリ かけがえのない日々(1996年製作の映画)

4.5

フォローさせていただいているフィルマーさんから刺激を受けてのレビュー。

…が!
拳闘キチ◯イだった頃、VHSに録画していた本作はすでに手元に無し…(ToT)

自分はマイク・タイソン直撃世代ではある
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決算!忠臣蔵(2019年製作の映画)

3.5

算数が嫌いだ。
にさんがはち。
忠臣蔵は好き。
はちろく、しじゅうしち。

幕末の生麦事件の小説を読んだときなどは、島津家が大名行列の際にかかった諸経費を、宿場の本陣から末端の旅籠までじつに細かに記し
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ハタリ!(1962年製作の映画)

4.5

アフリカ東部の乾いた大地!
果てなく続く渇いた大地!!
大地!
だいち!!
ダイチ!!!
DAICHHHHCHHHC ( 故障発生 )

彼らが追うは野生の群れ!
むれ!ムレ!!MURE!!!
ヌー
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47RONIN(2013年製作の映画)

2.8

もうすぐ12月14日だなあ。えぇ?
日本人と生まれたからにゃ、今時分になると、名人の「芝浜」を聴く!
討ち入りの芝居を観る!ってえのが風物詩ってえもんよ。えぇ?
つって、決算!忠臣蔵に行けないかわりに
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ディープ・ブルー(2003年製作の映画)

-

映像に付く音楽だけが作為的。
補食される側も含めて、自然界の営みこそが真の創造であると言われているようで、荘厳な音楽とは非なる抑揚なきリアルに畏怖する。

眠気に襲われる御仁もおられようが、
その弛緩
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リンゴ・キッド(1966年製作の映画)

3.0

メキシコ国境 エル・パソ
賞金稼ぎの主人公
賞金首 ペレス一家
冒頭でご挨拶の早撃ち

コテコテなマカロニのテンプレをしっかりなぞりつつ、

酒場の乱闘シーン や( もっと滅茶苦茶でもいいくらい )
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ボーダー(1981年製作の映画)

3.5

現プレジデントが口角泡を飛ばして
「カベ、ツクリマ~ス!」と叫ぶことの賛否を、対岸の日本人が結論ありきで語ることの意味は薄いとは思うものの、
世界情勢に対し感度が鈍い我が身を恥じる。

能動的に観る映
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

まさかの劇場公開に歓喜!

突撃可能となるのが1日しかないため、当初は仕事帰りに高速ぶっ飛ばして柏のキネ旬シアターにカチコミの算段でいたが、職場から50分で行ける大宮での上映を知るや、ありがたや~つっ
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斬、(2018年製作の映画)

2.0

中村達也目当てに前情報なしでの観賞。

冒頭こそ、日本刀を鍛造する映像美に
期待を煽られるも、本編がまったく肌に合わずダメだった…(>_<)

「雨あがる」で寺尾聰がみせた、
食い詰め浪人が仕官できぬ
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カサンドラ・クロス(1976年製作の映画)

3.3

うわぁ、非情…
バート・ランカスターはこういう徹底した合理主義者の役がハマるなあ。

乗客が生死を分ける瞬間、
命を選別する基準とは…!?

ダン!!
ダララララララララララララララ…
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.5

昨年は、ルーベンス展とフェルメール展、ムンク展に行くことができたが
今年はゴッホ展に行けるかどうか…

予定していた、ゴッホ展→映画観賞。
その流れは逆転したけれど、まずは本作をスクリーンにて。

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帰って来た木枯し紋次郎(1993年製作の映画)

3.0

※再レビュー

往年のテレビ時代劇のなかで
もっとも好きな作品。
はぐれ異三郎といい、股旅モノは面白い。

「こいつぁ、癖ってヤツで」
「もう会うこともござんせんが、随分とお達者で」
「あっしには関わ
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リベンジ・ファイト(2014年製作の映画)

1.4

それぞれが両の拳に宿した濃厚なドラマ
…を見せたいのだろうが、
ど~うにも響かない。
意図だけは見え見えの見栄晴。

厚みも薄い。味わいも薄い。
顔だけはスーパーヘビー級に濃い。

リングと日常場面を
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ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

4.0

先日のテルマ&ルイーズ観賞からの思い出しレビュー。

アメ車を駆るやさぐれ感がカッコよかったスーザン・サランドン。
そのナイスなプロポーションは、ロッキー・ホラー・ショーのときのままで見事でござった。
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ブロンコ・ビリー(1980年製作の映画)

3.8

すぐキレるイーストウッドが可笑しい。
いや、実際に関わるのはお断りのタイプだが。
細い目をカッと見開いてキレるサーカスの団長めんどくせぇ!
リーダーシップはあるけどな。
堪忍袋の緒が基本ゆるすぎて、三
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.5

午前10時。例のヤツにて。

個人的に当たり外れが激しいリドリー・スコット作品のなかで場外弾の名作をスクリーン体験。

ALL or NOTHING
のるかそるか
〇か×しか選べぬ
アメリカ横断ウルト
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.5

※再レビュー

オーメン
シャイニング
ハウリング

自分にとってのホラー三銃士。
子どものときの刷り込みということもあるが、のちにブームとなるB級スプラッターやゴアより断然こっち派。

ジェイソン、
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アナライズ・ミー(1999年製作の映画)

3.3

イタリア系ニューヨーク悪役商会

MAZUI!
モーイッパイ!!
どころか、観る人によっては
UMAI!となった結果、もう一杯おかわりの「アナライズ・ユー」へと繋がる。

マフィアの連中がセガールや安
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レイジング・ブル(1980年製作の映画)

4.5


小学生で「あしたのジョー」「がんばれ元気」「ロッキー」の洗礼を受け
中学ではマイク・タイソンの異次元の強さにしびれ、
真性の拳闘キ◯ガイとなった高校時代…
ボクシング・マガジンにワールド・ボクシング
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ブラッド・ワーク(2002年製作の映画)

3.0

走るイーストウッド翁!

60代の主演作「ザ・シークレット・サービス」でも、けっして健脚とはいえない御身ながら、その走りっぷりに感服したが…

古希を過ぎても、まだ走る!
さすがに走るシーンは冒頭の僅
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荒野のストレンジャー(1972年製作の映画)

4.0

とても好きな作品。
先日久しぶりに観賞して
やはりシビれた。

ジャイアニズム全開の怪作。

いやいや、剛田タケシには人間味があるが、そもそもイーストウッド演ずる流れ者は、町が見殺しにした保安官の「化
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.5

火星のキャスト・アウェイ
ウィルソンは居ないけど (ToT)

火星のロビンソン・クルーソー
フライデーも居ないけど…!
( 金星にいるかもよ )

マーズ・ポテト食ってドナ・サマー!
船長のセンス悪
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

当方、ストーンズ派。

のっけから地雷を踏みにいったが、
だからといってビートルズが嫌いであるわけがない。

ロック馬鹿を自称する人達にとっては、
英国が生んだこの偉大なふたつのバンドは避けるべからざ
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グリズリー(1976年製作の映画)

2.8

吉村昭の硬質な文体の記録文学が好きだ。

なかでも「羆嵐」という小説は
比喩も直喩も用いることなく、
即物的にドライな筆致で
三毛別の凄惨な事件を再現しており、
ヒグマの鼻息、体温、獣臭を
読者の目の
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

4.5

待ちわびたよ。
先日の忘れ物も含めて有り難う
川越スカラ座さま。

「狼よさらば」ブロンソン
「タクシー・ドライバー」デ・ニーロ
「グラン・トリノ」イーストウッド…

人差し指で撃ち抜く彼らの不敵な仕
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