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ハーレムにかかる月のXXXXXのレビュー・感想・評価

ハーレムにかかる月(1939年製作の映画)
3.3
エドガー・G・ウルマーの中編!
義理の娘にムッシュムラムラ(死語)の父親、娘を犯そうとするも妻にバレてしまい、妻は娘を追い出してしまう...。

全員黒人キャスト!と言うブラックプロイテーションムービーてす。
父親は実はギャングでなかなかのクソ野郎で、見ていてすごいムカつきます。笑
家を勘当された娘はナイトクラブで働くようになり、シンガーの卵となります。やがて娘は青年に恋をして...。

1930年代のハーレムの様子が非常に興味深い!1930年代のナイトクラブの描写は、かなり貴重です。
古き良き時代の雰囲気たっぷりで、退廃的な魅力を持ったニューヨークの風景に酔いしれました。ギャングものと母娘の愛を描いた物語です。
まあ、映画そのものは展開が早くて、上映時間68分と言う限られた時間の為、相当雑で唐突すぎる展開!こちらが理解する暇も無く、とにかくすごいスピードで進んでいきます。

構図が引きの画ばかりだったり、予算と時間の問題なのか、カメラ位置も相当テキトーで演出も統一感が無い!笑
かなり問題アリな作品ではあるんですが、スコセッシやトリュフォーにも影響を与えたウルマー、低予算ながらも不思議な魅力がある作品でした!
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