冷蔵庫とプリンター

ハーレムにかかる月の冷蔵庫とプリンターのレビュー・感想・評価

ハーレムにかかる月(1939年製作の映画)
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 ストーリーを強引に進めようとすることによって生じる無慈悲さと儚さは確かに感じた。「B級」の名にふさわしい簡潔すぎるほど簡潔なショット構成で、余韻も詩情もかなぐり捨てて出来事のみを羅列していて、むしろ潔い。バーのシーンなどで見えるサイレント由来のモンタージュによる何でもない描写が割と良かった。