Brynhildr38

ビリギャルのBrynhildr38のレビュー・感想・評価

ビリギャル(2015年製作の映画)
3.8
わかっていてもグッとくる。
「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」を、有村架純が金髪ギャルに扮しての映画化。(大まかなあらすじ)

有村架純ファンのための作品とも言えるが、それだけではない。「意志あるところに道は開ける」ことを描くとともに家族再生の物語でもある。

エンタメ映画なのにリアル感あるのは、やはり実話ベースだからでしょうか?

主人公の努力だけではなく母親、妹、塾講師、友達など、支えてくれる人がいるから頑張るし、その人のことを思えるから頑張れるというストーリー。それが心に響きます。

ただし、父親についてはその背景は理解できるし息子に期待するのも百歩譲って良しとしても、他を蔑ろにし過ぎで、「不器用」とか「間違いだった」とかでは、とても許せないレベル😠。

キャストの演技が良い。伊藤淳史演じる坪田先生は、こんな先生に出会えていたら自分だってもしかしたらと勘違いしちゃうかもしれないぐらいそのアドバイスが至宝。
ジャージ着てても可愛い有村架純演じる工藤さやかは、屈託の無い魅力的なヒロインでその天然ボケは視聴者の心の癒やし。特に「え!安倍ちゃんは?」のボケは、最高!。

そして、なんだかんだ言っても、金髪・へそ出し・タンクトップ・限界ミニスカ生足の有村架純の可愛さに、目が釘付けになりました😎。

この作品、もし食わず嫌いであれば、それはとてももったいない。

後味爽やかです。
Brynhildr38

Brynhildr38