実写化成功 。
原泰久のコミックを実写映画化した『キングダム』の続編で、「蛇甘(だかん)平原の戦い」のエピソードを描く歴史アクション。
広大な大地で繰り広げられる戦闘シーンの規模感・臨場感は、これが日本映画かと思うほどのレベルの仕上がり。重量級の迫力があった。
原作好きも納得の見応え。
キャストで特筆すべきは清野菜名。彼女が演じる羌瘣(きょうかい)のアクションが本当に素晴らしい。性格描写が追いついてないのが惜しいが、もう羌瘣を演じるのは彼女しかいないと思う。
信を演じる山﨑賢人も、前回よりアクションがパワーアップしてて個人的な好感度もアップ。ただセリフはちょっとくさいし、恥ずい😅。
部下の犠牲があっても突撃ばかり命じる縛虎申をよくある味方の中の糞将軍にせず、筋の通った漢として描いていたのは、今回の見所の一つ。
ただ、後半の山場において、知略型と本能型と言われる将軍同士の重厚な戦闘を期待したのに、記憶に残らないものとなったのは残念。
他にも、エンディングのミスチルの曲はしっくりこなかったし、楊端和の長澤まさみを出さなかったのだから、河了貂の橋本環奈も今回必要だったのだろうか?
原作ファン多い作品の映画化って大変だ😆