正直見る前は「こんな映画は絶対見ないな」と若干見下し気味に思っていた。
しかし、妻が観たいと言うので仕方なくレンタル。
仕事をしながら観てたら...気づいたらめっちゃ観入っていた自分。
ごめんなさい。めっちゃ良い映画でした。
単にギャルが慶応目指して努力するだけの映画じゃなかった。
夢も無く遊び呆けてた主人公、
子供を全面的に支持する母、
夢を託した長男だけに溺愛し反抗する長女(主人公)と次女は見放す自己中な父、
そんな父に押しつぶされそうな長男、
陰ながら家事をして家族を支える次女。
家族の物語だった。
血は繋がっているけど、家族それぞれが個々の人間。
育児の大変さ、親に見放されることの辛さ、子に反抗される悲しさ、夢に立ち向かう恐怖、親の夢を押し付けられる重み...等など。
単なるギャル成長物語の枠を超えた人間ドラマでした。
スーパーポジティブ塾長との出会いをキッカケに主人公だけでなく、家族や同じ塾生も成長していく様は観てて気持ちが良かった！
やっぱ人生、なにかしらの努力は必要だね。
最近、結婚し家庭を築き始めた僕。今まで夢といえる夢を持ったことがないけれど、暗黒の独身時代とは違い、家庭第一という揺るぎない決意が出来たので、向き合い方を疎かにせずにしていきたい！
