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神々のたそがれのクリープのレビュー・感想・評価

神々のたそがれ(2013年製作の映画)
3.1
ヨドバシカメラでPS5目当てで行ったら、「神々のたそがれ」6800円見っけ。これ観る人いないから生産中止になる→10年後は3倍か4倍に値上がりし、後で後悔する・・と思って衝動買い♪ ポイントで即購入(笑)
●物語
地球より800年ほど進化が遅れた惑星、ルネッサンス初期と恐怖政治のような世界。ここに学者を派遣し知識人を匿ったり、ある医師を探しにいくという STORYは一応ある☕
主人公は第17代貴族 地球人 学者で20年間暮らしている。
(神として 崇められてる・・らしい)
●率直な感想
映画を鑑賞するって、本当に"受け身"だという事を認識させられた(笑)見終わって パゾリーニの「ソドムの市」観た時の事を思い出す―――――――それは 下水が整備されてないからなのか、糞尿と泥水でネチャネチャ、ねちょねちょしてる。牧場やうま屋、昭和の農家ならフツーなのか・・とりあえず グラムで計らず"めけん"でそれらの物体を見積もると―――「ソドム――」に勝った(笑)
●みどころ
鎧や衣裳 馬具 拷問器などのディティールが精密で丁寧、ちゃんと機能的に使えて 時間をかけて 腕の良い職人の作品だと観てわかる。金属には重量感 衣類は素材の質感がある。
●誉めるところ(笑)
理屈抜きで 世界感のパワーに打ちのめされる。
デッカイ 首枷のオッサン 、 唐突に意味もなく カメラを覗くオッサン ――――例えると
職安の裏手の駐車場で、大きな投網を投げて 集めたオッサンを、更に 厳選 抽出したカンジ♪味わいが"ふかい"(笑)
それが 化学反応を起こして、作品に命を吹き込んでる。
●誉められない ところ
はな汁 ねばっこい のを よく飛ばす
つばも ペッ ペッ ペッ―――――回数が ヤバい

撮影はチェコの中世の古城と スタジオ、信じられない。
なぜか 見終わった自分を 誉めていた(爆)
●さいごに
オチャメな親父たちが、沢山で出て来て癒されますが、注意が必要です。
モノクロ映像の為か 上からの落下物などの"白"が引き立ちます✨飲食しながらの鑑賞の際、山かけ丼のような "トロロ"系には覚悟が必要です☕
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