伝説の格闘家で裏社会の男マンヒンの元に殺しの依頼をしたいと青年ベンが訪れる。眠っているマンヒンをよそに側近のワイはベンに盗賊団と戦った頃のマンヒンの昔話を語り始める。1997年の香港のカンフー映画。
若き日のドニー・イェンの無双ぶりを堪能出来る映画。ブルース・リーの「ドラゴン危機一発」の正式な続編なのかは知りませんが、ブルース・リーを意識したような動きや蹴りや発声などが随所に見られる。
アクションスターとしてはこの頃でも超一流ですが、監督としては発展途上と言った所のドニー・イェン。アクションシーンの撮り方が荒っぽく寄りが多くて観づらいです。迫力のあるカンフーシーンを見せたいというのは分かりますが、タイマンシーンが長くてだれます。
ストーリーは単純で悲しいお話しなのにあまり心に残らない。まあドニー・イェンの荒々しいカンフーアクションを堪能する映画で私はまずまず楽しめました。
