KATO

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカのKATOのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最後のじんわりで救われる。
ピーター・パーカーかわいすぎて悶絶した。なにあのかわいい子。想像以上の可愛さだった。
*
2回目鑑賞。ようやく人間関係やらを整理できた気がする。1回通すくらいじゃ足りないんだな。
キャップは真っすぐすぎるがゆえに傲慢に見えるときがある。スタークは自分が高慢であることをある程度理解して、決断していることがある。私情を挟んでいることも承知で。でも、キャップにはそれがなさそうなんだよなぁ。自分が通すことが正義で、、、だからといって、彼が誰かを全否定することはないから、彼の優しい人柄が伝わってくるのだけど。
バッキーが犯人だとされても、彼はただ信じていた。古くからの友人だからという理由だけではなく、自分を信じてくれていた人だから大切にしたかったのだ。
最後、トニーへの手紙で涙腺が決壊。真っすぐで不器用な男だなぁと常々思う。祖国を守る、多くの人を守る――。誰かの大切な人を守れなかったという葛藤を持っているのは、キャップだって同じはずなのに。
誰かだけのことを考えていたら、救える誰かを守れないかもしれない。倫理学的な問題ではあるけれど、スタークもキャップもどっちも間違ってなんかいない。だからこそ、二人は道をたがえることになってしまったのだろう。
それにしても、肉弾戦が多くて楽しい。アベンジャーズ対決は何回観ても、ダレることなく面白さ満点で最高だと思う。みんなが仲間と戦うことに葛藤しながらも、自分のできることをしていく。……アントマンはただはしゃいでいただけだけど。
トニーもバッキーも、キャップが大切な人と笑いあえる、肩を抱き合える世界がエンドゲームでは描かれるといいけど。
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