キャップとアイアンマンの壮大な痴話喧嘩だったシビルウォーで、新キャラにも関わらず器のデカさを見せつけ一気に株を上げた男、ブラックパンサーの初単独主演映画!
しかも監督は名作『クリード』のライアンクーグラー、ヴィラン役にマイケルBジョーダンという期待しか出来ない製作陣で、公開を本当に楽しみにしてました!
結果どうだったかと言うと…
相変わらずブラックパンサーはカッコいい!けど、話の内容は王家の後継者争いが主軸になっててちょっとスケールが小さかったかなぁと感じました。
とはいえ、ヴィランをただの悪役にするのではなく、世界中の虐げられた人々の為にワカンダの超技術を使いたいという動機を持つキルモンガーにもちゃんと感情移入出来る作りになっているのは、やっぱりライアンクーグラー作品なんだなぁと感じました。
それにしても、ワカンダ王国の超技術があまりに凄すぎて、いくらなんでもこれまでの世界観からインフレ起こし過ぎてねぇか?と思いました。
もはやアイアンマン関連のトニーの発明がショボく見えてくる…
それとヴィブラニウムが万能過ぎて、塗り薬感覚で脊椎損傷の治療まで出来るのは、やり過ぎだろと思ったけど、これは次作でのウォーマシーン復活フラグだな!
お話の大半がワカンダ国内が舞台になるので何だかスケールが小さい気がしてましたが、その分国外でのシーンが印象に残りました。
特に中盤、釜山のシーンは完全に007オマージュだったのが良かったです。
妹のラボでのくだりは明らかにQの発明品を受け取る007でしたね!
結局、スニーカーは役に立ってたかな?
もし次回作があるなら、もっとこんな感じで国外で活躍するブラックパンサーの姿を見たいです!
とりあえず、わりとすぐスクリーンに帰ってくるブラックパンサーのインフィニティウォーでの活躍に期待!