keisukekuzuya

ブラックパンサーのkeisukekuzuyaのレビュー・感想・評価

ブラックパンサー(2018年製作の映画)
4.5
4月に世界同時公開を控えたインフィニティー・ウォーを120%楽しむために鑑賞。

上述の通り、アベンジャーズの繋ぎ程度のノリで鑑賞した本作だが、これがかなりよかった。
いや、MCUシリーズは全て鑑賞しているけど、おそらく個人的にTOP3に入ると思う。

本作も、もはやヒットの法則性すら感じる、MCU特有の見事な起承転結で、無害系大衆映画として良くまとまっているのだけど、以下の点が本作の魅力かつ新鮮に感じたところ

・本作に登場するキャラの人種がほぼブラック+みんなキャラが濃い
これまでのマーベルヒーロー映画は、どうしてもヒーロー、ヴィランにスポットが重点的に当てられがちだが、本作はその2役はもちろん、周辺のキャラ、あるいは歩兵的役割の各民族、女戦士にもしっかりとした設定があり、どこキャラも活きている。特に女戦士の面々はめっちゃかっこいい。

・民族音楽+ヒップホップのミックスが最高
民族音楽とヒップホップという、トラック数で言えば他ジャンルと比べて少なめのジャンルでも、どちらもリズムが重要視されている音楽なだけあり、アクションシーンやカーチェイスシーンとの相性が抜群で、どれの超効果的に使用されている。単純にテンション爆アゲ。

・ヒーロースーツの機能が、スパイダーマンに次いで魅力的
詳細は避けるが、スーツをまとうことで、身体能力向上はもちろんなのだけど、+αの機能が面白い。というかほぼチート。だけど、ドクターストレンジや超能力系ヒーローのような、はいはいもう無敵。何でもありでしょぶっ飛んだ感は無く、あくまでフィジカルで戦うので、単純に見ていて楽しい。

とにかく最近マーベル映画に飽き気味の人にこそおススメ。
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