前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で登場が仄めかされていて、チート系の強キャラという噂だったキャプテン・マーベル。
21番目のMCU作品で、女性ヒーロー初の単体作品ですが、全体を通してフェミニズムやダイバーシティといったキーワードが浮かぶようなディテールを持ってはいるものの、MCU的なユーモアとエキサイティングなアクション、舞台となっている90年代のカルチャーに対するオマージュもあり、楽しい作品。
若干「MCU的なノリ」に慣れてしまったところもあって、ちょっとだけ小ぢんまりとした印象もありましたが、1971年のコミック『クリー・スクラル・ウォー』(邦訳されているので是非。キャロル・ダンヴァースは出てきませんが。。)により深みを持たせたような全体の筋書きはなかなか良くて、ファンタスティック・フォーのヴィランでもあるスクラルをMCUで見れたのも嬉しかった。
いつかファンタスティック・フォーもMCUに合流…なんてことになったら、興奮で青い鼻血が出るかも!