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キャプテン・マーベルのペジオのレビュー・感想・評価

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)
3.9
映画界におけるキャプテン的存在に上り詰めたマーベル

個人的に「記憶喪失」ものには思い入れがあるので、ちょっと評価甘めかもしれない
自分は何者かを知っていく過程での敵味方の関係性の逆転、記憶を失ったとて繰り返されるその人物の本質に迫る行動、全てを理解した後の覚醒等々…「王道」を丁寧に作っていて好感触
それがある種の「ヒーロー論」あるいは「フェミニズム論」とも重なる構造はマーベルの上手さだな~(「巧さ」ではなく。)
子供の使い方なんかも基本に忠実というか…意外性は無くとも、やっぱり上手い
全方位的に楽しませようとする「意志」…あるいは、そうしなければならない「義務」「責任」を背負ったマーベルの現代の映画界での「立ち位置」なんかも垣間見えたり

やっぱりサミュエル・L・ジャクソンは「相棒役」が似合うと再確認(記憶喪失の女性と組むのは「ロング・キス・グッドナイト」に次いで二度目か。)
そこに更に相棒役であるグース(美形だわ~)が加わる事で、二重に振り回される様が微笑ましい

シールドって名称は「アイアンマン」のラストで付けられなかったっけ?
でも、若かりしヒューリーの所属しているのは…アレッ?
…誰か詳しい人教えて下さい
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