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アベンジャーズ/エンドゲームのlptsのレビュー・感想・評価

5.0
「なんかが終わっちゃった。なんか色々終わっちゃった感じ。なんか楽しみが減っちゃった。渡らなかったらずっと渡りたいまま終わったんだね。」

この言葉は俳優の安田顕さんがアナザースカイで言っていた言葉だ。今回、自分も同じような気持ちになった。映画を見て、こんなにも席を立ちたくないと思ったのははじめてだった。GW中はずっとこの世界に浸っていたいと強く感じた。こんな感情になったのは、MCUの映画が、自分にとってはじめて"自分たち"のシリーズになったからだ。昭和に生まれた人ならきっとあるはずだ。自分のアイデンティティになるような、自分たちの世代を代表するような、自分の人生と共に歩んできたような映画のシリーズが。平成に生まれた自分には、今までこのようなシリーズは無かったが、今回はじめてMCUの映画が"自分たち"のシリーズとなった。MCUの映画と共に歩んだ11年間は本当に幸せだった。そして自分の映画人生、これ以上幸福な映画体験は訪れないと思っている。MCUの制作陣、全世界のMCUファン、そしてスタン・リーさんに3000回のありがとうを言いたい。
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