桐谷

アベンジャーズ/エンドゲームの桐谷のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

Thank you, Iron Man.
Thank you, Captain America.
Thank you, Avengers.

アベンジャーズの歴史が随所に感じられる最高の旅を見せてもらいました。
誰よりアベンジャーズを大切に想って考えていたトニーらしい最期で、ペッパーが彼に手向けた言葉が沁み入りました。

以下、最高だったところ

・空白の5年間で、トニーはあの戦いを忘れようとしていたのではなく、後悔し、なんとかできないかともがき続けていたのだという描写。
 坊やに映画のネタは話すなと言ったのに、トニーは何度も映画のたとえを持ち出した。ずっと考えていたんだろうな……。
 タイムトラベルが一度のアイデアで成功するはずない。あのトニーが思いつかなかったはずがない。5年間、あのロッジには似合わない部屋でずっと繰り返し考えて考えて、最後にやっと成功してしまったのだと思う。

・I AM IRON MAN.
 最期の言葉が、ヒーローとしての最初の言葉だった。決意と覚悟と、茶目っ気。トニーは最期までアイアンマンだった。

・スティーブが自分の人生を歩めた。
 貧弱な男がキャプテン・アメリカとして国へ貢献し続けて、自分を捨てて守り続けた人生だったけれど、人並みに歳を重ねて幸せな人生を送れたのは、本当に良かった。サムの言うとおり、キャプテンのいない世界は寂しいけれど……。

・エンドロール後、最後の「カンカン」と何かを叩くような音
 トニーが洞窟で初めてスーツを作ったときの音なのかなと思った。アイアンマンから始まったアベンジャーズは、アイアンマンで終わった……。

I love you 3000!
桐谷

桐谷