桐谷さんの映画レビュー・感想・評価

桐谷

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ロストケア(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

大げさな野木亜紀子って感じのストーリー、社会問題の組み込み方。
心の底から家族を救っているつもりだった斯波も、裁判のときの「お父さんを返せ」という叫びや、自身の父を手にかけたときの感情を思い出しての涙
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.5

最初に盗み聞きした電話の相手はロバートだったんだなあ 最初から全部仕組まれていたねえ…かわいそうなおじいちゃん…自分も悪いことしてたから警察にも言えず…そりゃ抜け殻になっちゃうよね
観客としてはあまり
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

5.0

幸せで悲しくて苦しくてずっと泣いてた。課長も7番房のメンツも彼のおかげで人生変わっただろうな。司法のクソッタレ!!

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.0

俳優も声優さんも豪華でびっくり。淡々と進んでたから後半怒涛の監督好感度アップについていけず、強引に感動させられた感じ。業界モノは何かしら自分事に置き換えて観られるんだけど、それもなかったなあ。

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

4.5

侍が現代にタイムスリップ。よくある設定だけど、なにもかも新しい映画だった。おもしろかった〜。記憶消してもう1回観たい。

関心領域(2023年製作の映画)

3.5

満たされた美しい生活。素晴らしい家族。最高の家。でもどの瞬間にも壁の向こうから銃声や悲鳴、怒声が入り交じる。
たった1枚の壁。
どれだけ無関心でいられるか、問われていたような気がする。


夜ごと収容
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ファーストキス 1ST KISS(2025年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

未来を変えたいカンナと、未来を知った上で"現在"を生きることに決めた駈。
死にたくないよ、ではなくて、離婚したくないよ、と言った彼の愛の深さよ…(まだ出会って数時間なのに……)。
違うメニューでも一緒
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ラストマイル(2024年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

(アンナチュラル、MIU404履修済)

連続爆発事件をツールとして、物流に携わる人々が、それぞれの場所でそれぞれのプライドをかけて仕事を果たす様を、惜しげなく存分に魅せてくれた。
そのプライドに押し
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.5

瀬尾まいこ先生の世界観がそのまま、どこまでも優しく描かれていて素敵だった。こんな場所がどこかにあるといいなあ。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

日本人の私はこの映画を称賛することも否定することもできないと感じた。

原爆の父として、その成果は学術的に認められるものだが、道徳的には決して許されるものではない。この映画で描かれた彼の苦悩によって(
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0

黒人を題材にした作品に触れていれば触れているほど、この映画に込められた皮肉をたっぷり楽しめるはず。作中で作られる映画のラストが最高にxxxxx.

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

この世界は片目で見るくらいが丁度いい、みたいな感じのセリフが刺さった

きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.5

認知症ですべてわからなくなったパートナーが一瞬戻ってきてくれたときに、「少し遠くへ行っていただけさ」となんでもないことのように言える、愛の深さよ……。ラストシーン、描かれなかった二人のこれまでの愛を、>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

好きなものを好きって言える関係の尊さよ…!
同人やってたから、申し込んだ瞬間のやっちゃった感と高揚感、印刷物開けるときのドキドキワクワク、即売会当日の恐怖、後悔、、ぜんぶ刺さるように理解できてしんどか
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犬王(2021年製作の映画)

3.0

壇ノ浦で呪われた少年が友と共に平家の真実を暴いていく、っていうストーリーはおもしろかった!"平家物語"以外は歴史ではない、って根絶やしにされるの怖いね

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.0

ナターシャ・ロマノフがアベンジャーズという家族をどうしてあんなにも大切に想っているか、その理由をまざまざと見せつけられた……。