タイムトラベルを行って犯罪を阻止する機関の捜査官の男は、世間を震撼させている爆弾魔の犯行を止めるべく手がかりを追って過去へとタイムトラベルをする。
イーサン・ホーク主演のSFサスペンス。
「タイムコップ」のような犯人を追って過去や未来を行ったり来たりのタイムトラベルアクションだと思い込んでましたが、実際は全然違う感じで驚きました。
始まって1時間は何が起きてるかよくわからないし、爆弾魔どこいったとツッコミたくなります。
1時間経ってようやく話が朧気ながら見えてきます。
上手く説明出来ない内容ですが、簡単に言うとタイムパラドクス物という感じです。
支離滅裂なお話しですが中毒性がある不思議な映画。
ラストは評価が分かれる所でしょうか？
明確な答えを出さないフワフワとした感じの雰囲気は「インセプション」や「メメント」に似た感じがしました。
イーサン・ホークさんが主役ですが、サラ・スヌークさんの存在感が圧倒的でした。
感情の入れ所が難しい役柄だと思うのですが、時に熱く時に冷たい演技で素晴らしかったです。
個人的にはかなりオススメな映画ですが、観る人によって好みが分かれる映画かなと思います。
