猫そぎチャンスペロッテ

プリデスティネーションの猫そぎチャンスペロッテのレビュー・感想・評価

プリデスティネーション(2014年製作の映画)
4.0
〈ジョン〉は、自分自身の過去の心の傷痕(痛み)を知るもう一人の自分〈ジェーン〉に出会った時、共感し、感動し、愛してしまった。

〈ジョン〉が愛を告白しているが、それは〈ジェーン〉の心の声
「愛に無関心を装っているが、本当は頭から離れない」
「辛い人生だろう・・、みんな問題はある」
「まあな・・、誰もがつまずく、だが私と君が抱える問題は同じだ」


そして、冒頭の〈ジョン〉と〈バーテンダー〉の会話は・・・卵か鶏か
(ここは、映画の素晴らしい一シーンでした。始まりから心を捕まれる)

しかし、時標変界キットによるタイムトラベルとか半陰陽とか、卵と雛と鶏の展開とか、自分の尻尾を喰う蛇の喩えとか、設定が超複雑で物語を見失いそうになったけれど、「愛」と「悲恋」と「救い」
の話でありました


本当は2回目の観賞です❕