プリデスティネーションのOtedamanのレビュー・感想・評価

ロバート・A・ハインラインの「輪廻の蛇」という短編をもとにした作品、ということで、中高生時代にこの手のSFよく読んでたなあと、懐かしくなった。
確かに話の筋がわかるとか、展開が物足りないなど、一級のハリウッド作品の基準を求めると可哀そうではあるが実に小説っぽく上手くまとまった作品だと思った。

ループ先の日付をあまり気にして無かったけど、細かい部分を見逃しても理解に困ることなかったし、全編の長さも短く、話の筋はシンプル、無駄な伏線も無い良作だと思う。