このレビューはネタバレを含みます
最初から一番バラしちゃいけないネタをバラしてるので注意！
要するに「全部俺！！」映画。
タイムパラドックスの塊だけど大丈夫なのか…？
イーサン・ホーク=サラ・スヌークであることは中盤で普通に分かったので、最後にわざわざあからさまに傷跡映してくれる親切仕様は余計だったように思う。
わからなかったのは爆弾魔のことで、結局イーサン・ホークが爆弾魔になったかどうか不明なまま終わったのはわかったけど、組織と爆弾魔の関係が釈然としない。
組織は爆弾魔を結局どうしたかったの？？
ジーンとジーンの間にできた子供がそもそもジーンで、そのジーン同士が出会うきっかけを作ったのもジーンで、そのジーン(イーサン)がずっと追ってたのもジーンで…という、まさにウロボロスの輪、究極の自己完結。
もしかして一人の人間の内面の動きを見せられてるんじゃないか、という気がするくらい、実は他者がいない。
それにしても、過去の自分と恋に落ちることってあるだろうか？
自分だったら気持ち悪くて吐き気するけど。
結局主人公は自分しか愛せも憎めもしなかったって解釈でいいんだろうか。
2015/3/9 劇場で字幕版を鑑賞。
