はる

スポットライト 世紀のスクープのはるのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーン、鳴り響く電話の向こうから
『ずっとこの時を待っていたの!』
っていう声があちこちから聞こえてくるようだった。
立場の弱い人々の声を届ける。報道とはこうあって欲しいなと思いました。

スポットライトのスクープから20年たった現代、立場の弱い人々の声は届きやすくはなった。
でも、あまりにも情報があふれていて、情報に振り回されてはいないだろうか?
地道な取材に基づいた報道を選ぶ力が受け手に求められる、そんな新時代を改めて実感した。

折しも、わいせつ教員の復職について議論がされているところでもあるので、私にはタイムリーな作品だった。
はる

はる