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スポットライト 世紀のスクープのtmのレビュー・感想・評価

3.0
巨大な権力に対して児童に対する性的虐待に関する真実を求め戦うという王道的なストーリーだが、その相手が教会である。調べていくうちにその規模の大きさに驚かされる。アメリカでのは2015年11月9日、これからクリスマスを迎えようという時期の公開で衝撃は凄まじいものだったことだろう。アメリカ人の生活と深く関わる教会の不祥事は、調べる側にとっても衝撃の大きなものであり、また自分たちもかつて関心を示さなかったことだった。昨年の「アメリカン・スナイパー」の様に特にアメリカ人だけでなくカトリック信者に対して訴えかける一本ではないかと感じた。キャスト陣は素晴らしいが、観る人のバックグラウンドで感想が変わる様な作品と言えるかもしれない。
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