にしくん

スポットライト 世紀のスクープのにしくんのレビュー・感想・評価

3.5
闇の中に埋もれてしまった真実に光を当て、その事実を明るみに出すスポットライトと言うのはまさに本作で描かれたこと、そしてジャーナリズムの本質を現しているのかもしれない。
街の平穏のため、被害を受けていない大多数のために、心を殺された犠牲者がいることを明るみに出すことの意義。多くの人に辛い過去を思い起こさせようとも、この先に起こるかもしれない被害を防ぐために新聞記者たちは戦う。
派手な映画ではないが、映画として非常に見応えがあり、なおかつ伝えようとしているメッセージも明確。決してだれることなく明らかになっていく真実をひたすらに追いかけることが出来る。
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