姫

スポットライト 世紀のスクープの姫のレビュー・感想・評価

4.5
“映画”をみた。良い映画というのは冒頭から良いのだ。開始2分くらいで、あーこれはきてるなと思った。
音楽、カメラ、1画面の構図、ストーリーの進め方がいい。俳優陣は言わずもがな素晴らしい。

神父の幼児虐待は、これまでもノンフィクション/フィクション関わらず色々な作品で描かれており、これもその1つ。
ボストンの新聞社がタブーに切り込んでいくノンフィクション。

「ゲイだということを初めて受け入れてくれた人」「多くの神父の精神年齢が12〜13歳」
問題の根は深い。
最後の州と国の一覧は再生を停止して読んだ。3画面分もあった。

日本だから他人事ではない。日本でも貧困層と宗教は密接に繋がっている。宗教タブーは日本にもゴロゴロしている。
”カトリック”じゃないから他人事?そうじゃないんだよ。宗教だけじゃない、どんな集団にも置き換わるんだよ。
姫