偏食

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅の偏食のネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

魔法動物を集めるニュートとパン屋を開きたいおじさんのトランクが入れ替わってしまって魔法動物がニューヨークの街に放たれてしまうはなし。

なかなか魔法動物を回収できず街を破壊しまくるニュートが笑えた(笑)

それでもなんやかんやついてきてくれるおじさん、最初は足引っ張るなよ〜ってシーンもあったけど、危険な場面でも仲間って言ってくれただろ、って協力してくれようとするところに感動したし、かなりいいキャラクターだとおもった。

トランクの中の世界はまさにファンタジーって感じで綺麗で、大画面で見たら凄いんだろうな〜と思った。

魔法でのバトルはさすがな映像で、魔法の違和感なく場面に馴染んでいて、嘘臭さがなくてよかった。迫力もあって、綺麗。

町全体に忘却魔法をかけるために、あのでかい鳥みたいな動物を逃すシーンがすごい悲しくて辛かった、でもすごい綺麗だったし、雨に打たれて街の人たちが魔法のことを忘れて、壊れた街が元に戻って、新聞の内容も魔法のことは書き換わって、世界が元に戻るのがすごかった。

さいごおじさんが魔法を忘れるシーンはああいうのはほんとにわかってても辛いシーン、、、

でもラストでおじさんがパン屋を開いて、魔法動物の形のパンが大盛況なのを見てなんかもうめちゃめちゃいいシーンだと思った。完全に頭から消えてるわけじゃないっていうのがたまらなくよかった。

あの女の人と最後に微笑むシーンもよくて、おじさんがよすぎる。お姉さんのウィスパーボイスも最高。心が読めて、男の人から身をかわすのも上手くていい。

主人公はかわりものだけどあの髪型と中性的できれいな雰囲気はとってもよかった。

久しぶりにファンタジー見たけど、感動もあり、心が浄化された、わくわくした気持ちを楽しめた。
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