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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅のyossieのレビュー・感想・評価

4.0
一度映画館で観てますが、来週次作を観に行くにあたって録画してたものを復習しました。

ハリポタシリーズを観てたのでどうしてもそちらが先に来てしまい全く観るつもりなかったんです。当時の仕事場の先輩からめちゃめちゃ良かったよ、の話を散々聞かされて義理立てで観に行ったので全くノーマーク、何の期待もなく映画館に行きました。

ハリポタのお陰で、私の中で魔法界といえば当然イギリス。元々イギリス好きの私にとって魔法や妖精はイギリスきってのものでした。それが舞台が近代アメリカ、殆ど別物の話ですから始まって最初は取っ付きにくかったです。

そう思う中で、何が映画を印象づけたって言ったらやっぱりクイニーの存在だと思います。私は同性ですがクイニーの登場でこの映画に一気に引き込まれました。
可憐でどこかふわふわした印象の彼女はこの映画の中で正にファンタジーに不可欠な妖精的な役割を果たしています。そんな彼女がノー・マジの上にカッコよくはないけどジェイコブの人柄に惹かれていく様子は、どこかは儚げで、だけどとても尊いものに感じさせられました。
魔法の対決も思いのほか迫力があり、とてもよかったですが、私の中ではやはりジェイコブとクイニー。
ラスト近くのジェイコブが記憶を無くす雨の中のキスのシーンは何度観てもホロホロと涙が溢れます。
そしてラストで彼女が再び記憶のない彼の前に現れた姿を観て、再度涙が溢れました。
恋愛映画はいかにも狙った感があって余り好きじゃありません。
ですがこんな感じで入ってくる恋愛要素には弱いですね。
一方、ニュートとティナもいい感じになりましたが、固そうなティナがラスト、帰り道に小さくスキップする後ろ姿がカワイイと感じました。
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