たこす

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生のたこすのレビュー・感想・評価

4.3
ハリーポッターシリーズ本、映画ともに全制覇している自分としては非常に面白かった
ところどころにチラッと出てくる聞き覚えのある人名や、見覚えのあるアイテム
さらにはナギニやニコラ・フラメルがガッツリ登場するなど、もともとのファンとしてはとても嬉しい要素が満載
ナギニの方とても美しい…アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンでチョ博士を演じてた方だとすぐ気づけた

キャラが多くて展開が目まぐるしく付いていけなかった、という意見もチラホラ見るが、MCUなどよく見る人は慣れている程度の速度だったと思う
確かにこれまでのハリーポッターシリーズに比べると詰め込んだ感は否めないが

そしてジュード・ロウのダンブルドアがカッコよすぎる
初登場シーンだけできちんとハリーポッターシリーズのダンブルドアとマッチして見ることが出来たから、相当動きなど研究したのだろう
見まごうことの無いダンブルドアだった

また、そのダンブルドアとグリンデルバルトの若かりし頃を演じている人たち、美しかった
ハリーポッターと死の秘宝パート2で一瞬出てきた2人が再び演じたとのこと
この2人、過去には恋愛関係にあったとの事
お互いに恋焦がれた2人が対立しているのかと思うと、なかなか見方が変わってくる
ハリーポッターシリーズの時点でグリンデルバルドが生きていたのを考えると、ダンブルドアはグリンデルバルドをまだ愛していたから殺せなかったんじゃないか、とか勝手に考察してみたり

そしてニュートが人間相手だと超絶ヘタレになるのも、焦れるがイライラさせないあたりはさすが
相変わらずニュートとティナの恋愛模様は遅々として進まないが、まあそれでこそあの二人かなーと
一方動物相手になると、相変わらずの変人っぷりを発揮して、なかなかに大胆な行動をとるニュート、ギャップが良い

また、ニュートのホグワーツ時代を演じていた子の演技も感心した
一瞬エディ・レッドメインが若い頃も演じているのかとすら思ったほどに、見た目、佇まい、目線の逸らし方などなど完璧にニュートだった

主要登場人物がほぼ大人なだけあって、魔法がいちいち高度
戦闘シーンとかバンバン無言呪文飛び交うし、CGの質も高いので見応えがある

後から調べてみると、自分が見つけられなかったトリビアなどがいくつも出てきたので、もう一度鑑賞して確かめたいと思う

いやー、それにしても最初から最後までダレることなく面白かった
当たり前のことだが、やはりJKローリングは天才なんだなと再確認した
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