このレビューはネタバレを含みます
初めて試写会で鑑賞。
ハリポタシリーズの試写会どころか、映画の試写会自体初めて参加した。
疑問と感想を書く。
◼️疑問
・いくら立候補者パーティとはいえ、しもべ妖精が燕尾服を着てるのは違和感があった。とくに1920年代なら妖精差別はごく普通だったはず。グリンデルワルドはしもべ妖精にも寛大という描写なのだろうか、マグルへの差別はするのに。
・なぜ冒頭の中国で危険因子であるニュートを殺さなかった?気絶させたのでいつでも殺せたのに。
・なぜあんなに執着していた、戦いの鍵だったはずのクリーデンスの重要性がこんなにも失われた?死期が迫ってもう使えないと思ったから?しかしグリンデルワルドがそれを知っている様子はなかった。今まではクリーデンスを手に入れるための戦いだったのに、クリーデンスを兵器として使わずただの手下としてるのは違和感があった。ダンブルドアを殺せる唯一の兵器だと思っていたのにダンブルドアとの戦いに敗れたから?麒麟強奪で双子を見逃すという失態がそれほどまでに大きかったから?
・ナギニはどこに行った?出てこないならなぜ2のラストでホグワークまで動向してた?蛇になっても同じ自我があると仮定して、ダンブルドア側に一度はついた(ように見える)のになぜダンブルドアと敵対するヴォルデモート側につくようになった?
・Forgive me はアルバスの声?アバーフォースの声?妹を殺してしまって苦しんでいるアルバスにも、同じく妹への罪悪感と息子クリーデンスへの罪悪感があるアバーフォースにも当てはまる。You don’t know what it’s like being alone はクリーデンスの声。
・ユスフカーマの破れぬ誓いはどうなった?クリーデンスは探していた赤ん坊ではないからもう殺さなくてよくなったってこと?クリーデンスを殺す以外の方法での復讐はないからもう誓いから完全に解放されたってこと?
◼️感想
・1と2がニューヨーク、パリと、六大魔法学校がある国の魔法省が登場したので、今作は日本かブラジルかアフリカの魔法省が出ると確信していたのに、麒麟の生息地は中国で、魔法省はベルリンだし、ラストはブータンだったのでちょっと残念。
・ニュートの服装がアジアやアフリカ、南米に行ったら多少軽装になるかなと、衣装オタクな自分は期待したけど基本スーツスタイルだった。麒麟のシーンはコートとジャケットは脱いでたけどそれ以下は多分お馴染みの格好だった。ビジュアルの変化が乏しくて残念。ポスターもビジュアル変わらなすぎ!オタクじゃない人が見たら普通につまらなそうと思われても仕方ない。
・クリーデンスもさよならだしクイニーの件片づいちゃったし、2で仕込んだ伏線はあっという間に回収されて次はまっさらな状態からどうやって始めるんだろう。
・ユスフカーマが敵に寝返ったのか、二重スパイだったのか、全然物語に関係しないので正直どっちでもよかった。正確には、物語的にはユスフカーマのスパイ活動があったからダンブルドア側が有利に動けたというのはあると思う。けど普通の視聴者には伝わらないだろうなぁ。
・ダンブルドアの火消しライターがあんな風に世界を反転して安全な場所で戦闘するために使えるなんて、、!!
・中距離戦の撃ち合いでなく、超近距離の肉弾戦の魔法が見れて良かった!戦闘中に巧みに姿くらましを使う戦術はNARUTOの波風ミナトのようで格好良かった。今までハリーポッターは戦術的な、少年漫画的なバトルがなくて物足りなかったが、今回は少しそれが改善されたと思う。しかしもっと激しい、巧みなバトルはできると思うので次回作、次々回作に期待!
・PS5でハリポタのゲームが出るのはこのアクションシーンに関係あると思う。どちらがどちらに影響したかはわからないが、ゲームを売る目的で、ゲーム内で使う戦術を元に映画のバトルをレベルアップしたのではないかと、個人的には思う。
・マッツミケルセンになりたい。
・ニフラーに名前がついた!ピカチュウをピカチュウと呼ぶように今までニフラーをニフラーと呼んでいたけど、今作では犬をポチと呼ぶようにニフラーをテディーと呼んでて驚いた!いつから?今作からで合ってるよね??