ニュートとダンブルドア一行は人間界並びに魔法界をも破壊しかねないグリンデルバルドの公の場で権力を手に入れようとする策謀を止めるべく彼の予知能力に対抗する方法として行き当たりばったり大作戦を実行に移すお話。
通しで観たけどうろ覚えなハリーポッターよりも前の物語第三弾ですが
正直こっちの方が個人的には好きです。
ハリー達とは異なりそれぞれがその道のプロであるという点もそうですが
この物語における唯一のマグルでトリックスターのジェイコブの存在があまり魔法世界に馴染みが薄い自分にとってとても重要だったりするためです。
今回は具体的にグリンデルバルドが手に入れようとしている権力の座を非常に分かりやすく挫くところが王道の展開で前回の説明的でニュート達が不利なまま物語が終わったのでその留飲を下げることができました。
5部作と聞いているので最後まで引っ張るのかと思っていたジェイコブがクイニーの心を取り戻せるか否かのサブストーリーがあっけなく終わってしまったのは意外でしたがダンブルドア兄弟とクリーデンスの件もひと段落したあたり、残りの二作はグリンデルバルドとの最終対決に集中する感じなんでしょうね。
区切りとしてはとても好感がもてました、その分次回作は絶望を見せるんじゃないかと不安です。
今回は何といってもグリンデルバルドをジョニーからマッツにバトンタッチしたことが観るモチベーションとなりました。
クライマックスにおけるダンブルドアとのブロマンス味溢れる魔法力のぶつかり合いは流石の手腕と惚れ惚れいたしました。
残り二作ですが、ニュート達の冒険について引き続き最後まで見守ろうと思います。