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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密のruiのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

麒麟にとっての「善良なひと」というのが、どういう意味合いなのか。なぜアルバスを選んだのか。「善良なひと」が、理性や自己犠牲を含んでいるなら、って考えると…

アルバスはゲラートの事を、今でも愛しているんじゃないかと思った。

でも彼は大罪人。二つの世界にとって居てはいけない人。アルバスは彼への愛を過去の物とし、その他大勢の命を選んだ。そうする事が正しいから。

そう思うと、麒麟がアルバスを選んだのに納得がいく。
で、ゲラートとはじめて杖を向かい合わせ鼓動を感じ取った時以外、誰にも気持ちを明かさない。
アルバスが死ぬまでその気持ちを抱えたままなのだったと思うと、
彼は愛を知るひとで、
元デスイーターであるスネイプへの信頼も腑に落ちる。

パン屋での結婚式を外から眺めるアルバス。いつもいつも誰かの幸せを外から眺めてる気がする。
エンドロールの歌が、アルバス目線で彼の本心だったらと思うと、キツすぎる。
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