『マン・オブ・スティール』（'13）で始まったシリーズの第3弾でありDC系ヒーローが結集する『ジャスティス・リーグ』（'17）に繋がっていきます。これらを総称してDCEU（DCエクステンデッド・ユニバース）って呼ぶのだそう。少し前に理解したばかり。
今回は、死亡（？）により不在となったスーパーマンの代わりに、監獄に服役中の極悪キャラたちを寄せ集めて、減刑と引き換えにヒーロー活動をさせる、というイレギュラーなヒーローもの。
こういうのって破茶滅茶であればあるほど面白いと思うのですが、ちょっと薄味だったかな。2時間は長く感じてしまいました。
それと、大佐の用心棒カタナに扮した福原かれんは笑顔が素敵なのにずっと仮面つけているのが残念。あと、せっかくのハリウッドのメジャー映画デビューだから、なおさらのこと英語のセリフを与えて欲しいって思ってしまいました。そういうキャラだからしょうがないですけどね…。彼女みたいに英語と日本語を普通に話せる女優はハリウッドではほとんどいないと思うので、今後さらに活躍の場を広げて欲しいな。期待しています。
ちなみに、本作の続編（DCEUの10作品目）が『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』（'21）。こっちの方がコッテリしていてヴィラン集団に相応しい毒っ気に加えてブラックなユーモアが効いていて面白かったかな。
