「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒…」を観るために、DCEUの前2作品を観ないまま、本作を鑑賞。作品世界に浸れないのは、そのせいかとも思ったが、前作を観ていたとしても、あまり結果は変わらなかったように思う。
この全体に漂う微妙な感じは何だろう。それぞれの能力のショボさや敵の意味不明さによるものか。はたまた、途中から生まれる訳の分からない仲間意識への疑問か。とにかく、MCU作品にあるような高揚感、ワクワク感が圧倒的に足りない。
ただ、多くの人が口にするように、マーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインのキャラは魅力的。主人公として、映画になるのも納得。
ジャレッド・レトーのジョーカーについては、そもそも出番が少なく、ヒース・レジャーやホアキン・フェニックスのジョーカーと比べるのは、酷なように思う。
音楽も良い曲を使っていながら、必ずしも効果的とは言い難く、消化不良。
もっとサービス精神溢れる作品を期待していたが…
