洒落た

図書館戦争 THE LAST MISSIONの洒落たのレビュー・感想・評価

図書館戦争 THE LAST MISSION(2015年製作の映画)
4.8
めっちゃ好き!!
堂上教官かっこよすぎっしょい

壮大なラブストーリーでもあるけど、語りかけるものが多すぎる。
言論統制、それに伴う検閲行為。今後日本にも高い確率で起こりうることである。
ただ単に「面白かった」では終わって欲しくない作品



「図書隊がどれだけ頑張っても、社会は関心も何もない。こんな歪んだ世界を守っていく必要などあるのか。」
敵ではあるが、手塚慧が開く「未来企画」の話は確かに共感できるものもあった。でも、その後に仁科司令の言葉でまた意見は覆る。
「確かにこの世界は歪んでいる。でも、正しい人しかいない世界なんて存在するのだろうか。だからその中で自分がどう生きていくかが大切なんだ」


現に、日本も歪んだ国だろう
私利私欲にまみれた政治家たちが財力を武器にやりたい放題のことをする。残念ながら人間は己が痛い眼に遭わなければどんなに悲惨な出来事でも忘れ行き、高を括ってしまう。今後戦争は避けて通れない道かもしれない。
平和構築していくために、今何を学ぶべきなのか。

この映画は今の世界の現状と精通している気がしてならない。作品でも人々の関心のないなか可決されたメディア良化法案を軸に話が進んでいく
このように関心を持たずに適当に過ごしていると、大変なことが起こってしまう
この作品を観てたくさんのことを考えて欲しいと思った
洒落た

洒落た