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心が叫びたがってるんだ。のはのネタバレレビュー・内容・結末

心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)
1.6

このレビューはネタバレを含みます

あらすじ
思った事をなんでも言ってしまうような幼少期の性格から、両親の離婚を引き起こした(と思っている)主人公。
トラウマから、言葉を発することに大きな抵抗を感じる性格に育ってしまう。
高校2年になった主人公は、ある日「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命される。

感想
たまにはアニメ映画も観たくなったので。
冒頭から前半までは良かった。
後半というか、クライマックスの主人公の行動&周りの対応でもう。
それまでも、話もしないで存在感なかった人間がすぐに認めてもらえて、周りに理解してもらえて、自分の作品を発表するためにクラスが一丸となって協力してくれて…という超絶イージーモードが気にかかっていたんだけど。
そこまで周囲に接待プレイをしてもらった上、好きな人にも愛してもらわないと嫌だもおん! と失踪して周りに迷惑をかける主人公に反吐が飛び出た。

自分が心を閉ざしていただけで、世界は実は暖かかった、とでも、言うのだろうか?
もはやヌルゲーを超えたチートモードの世界観。
実は作中言われてないだけで、主人公が五億年に一人の超絶スーパー美少女とかなんだろうか?
その割にはふられてたけど。

現実は心フルオープン、好かれるように、認めてもらえるように、必死で考えて考えて考え抜いても誰にも相手にされず、それでも誰のせいにもせず、暗くなるとなお人を遠ざけるからと、絶対に暗い顔も見せず、誰の悪口も絶対に口にせず、努力に努力を重ね、努力してることすら感じさせずに振る舞っても一人で、更に状況を悪くする事態だけが起こり続ける、×10年単位とか当たり前、ってのが人生じゃないの?

てか主人公の家、シンママで家計大変と言いながら一軒家とかすごくね?
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