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青梅街道精進旅行のtakaのレビュー・感想・評価

青梅街道精進旅行(2008年製作の映画)
3.7
沖田修一監督の中編ロードムービー
脚本は後に「キツツキと雨」で脚本を共作することになる守屋文雄

普通の親子による普通の小旅行ドライブの普通過ぎるお話
殆ど何も起こらない様を小一時間眺めるだけw

息子(高良健吾)は口が悪く反抗期が抜け切らないニート
母(大島蓉子)は免許取り立てで嬉しい盛りだが、ちょっとだけ気がかりがある様子
母、息子と数人しか出てこないが、微笑ましい会話の中で一家の状況が少しずつ浮き彫りに
可笑しいやり取りの連続に堪らず吹き出してしまうところも
短いけどゆったりとした時間を満喫

この作品、メイキングを見てこそ完成するのかもしれない
細かいセリフ一つ一つが試行錯誤され結果どうなったのか
役者さんたちの素の様子との比較も面白い
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