taka

ブレインウォッシュ セックス-カメラ-パワーのtakaのレビュー・感想・評価

4.0
男性目線では当たり前でも女性にとっては違った

純粋に美しい被写体が見たいし、エロい目線でも見たい!
男女関係なく持っている欲求だと思うが、不快に感じる方も多く存在する
その溝を埋めるのは無理難題だけど折衷案はあるはず
必然性があり露骨過ぎず過剰すぎない描写に止めるなどあるが、やはり配慮を忘れないことに尽きると思う
萎縮してつまらなくなるのは代償で、工夫しながらそこを目指す時代の流れの過渡期なのだろう
暴力やセクハラ、パワハラは論外として、まずは脈々と続いてきた無意識の慣習に自覚的になることが不可欠

最初は言いがかりに近い感覚を受けたが、初めて気付けた部分も多く意識改革の必要性を痛感
名作や巨匠の作品であっても無条件に正しいとは限らない

フェアユースによる膨大な資料映像(名作〜カルト作まで)を交えての解説は映画好きほど興味深く見ることができるはず

トーク付き回
自分が未見で気になった作品は、めまい、軽蔑、ワンダ、マンディンゴ、幸福〜しあわせ〜あたり
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