boid sound映画祭in新文芸坐さん。
我ながら2021年映画締めに相応しいチョイスだったと思う。
ホントは翌日のアメリカンユートピアスタンディング強制上映も参加したかったな……
大根仁監督なんですねー
はじめはクセの強いカメラワークが気になってしようが無かったけれど、慣れてくるとこれはこれでライブの現場感を上手く再現している様で、良い。
あんまりキメすぎた絵にしたり、音楽のテンポに合わせて編集を細かく切る様な事がない独特なリズム。
そしてそれがゆらゆら帝国というバンドのユニークさとも上手くハマっている
やはりboidさんがチューニングした大音量のサウンドはゆらゆらのスリーピースバンドとは俄には信じられない音の厚みをしっかり感じさせてくれて、ヘッドホンや自宅のスピーカーとはレベルの違う快感だった
日比谷野音という、あの場所のあの空気感が新文芸坐に再現されてたまらなかった。
なんですかねー？アレ。
あの東京のど真ん中から、あたかもあの四角い空と囲まれた木々を抜けて、街中に音楽が広がっていく様な魔法の様なフィーリング。ぃやぁ〜また野音で音楽を聴きたい。ライブを観たい。
また何の気兼ねもなく音楽の現場に行ける日々が戻ってきて欲しい
