友人のパーティーを後にしたラッセルは帰り道に一夜の相手を探しにゲイクラブに行く。
そこで出会ったグレンと一夜を共に過ごすことに。
週末の2日間を描いた話。
まだ知り合ったばかりの2人がゲイについて、自分について、ゲイに対する世の中についてを赤裸々に語る。
2人はそれぞれゲイという事実に葛藤があった。
対照的な2人。
それぞれの苦悩がとても伝わってくる。
アーティストで奔放なグレンにより変わっていくラッセル。
2人の演技がとてもナチュラルで、グレンが何気にラッセルに甘える姿が可愛くて。
たった2日間だが、2人は確かに愛し合っていた…。
ちょっと切なくて静かな映画。
とても引き込まれた。
現代はゲイに対する理解がかなり進んでいると思っていたが、まだまだ問題が大きくあるようだ。
リアルに細やかに描かれていたように感じた。
アンドリュー・ヘイ監督作品