このレビューはネタバレを含みます
日常を切り取った場面や他愛もない会話が描かれ、本当にほんのひとときの恋を垣間見たようでした。2人でパーティーを抜け出し、深夜の街を歩くシーンが好きです。
作中はまだ同性愛に対しての不寛容さが表立…
派手な画はないけれど見やすくて心地好い映像だが、通りすがりの人物からの罵声やそれに対する反抗なども静かながらに描かれるため、ただ心地好いだけの映画にはならない(もちろん心地好いだけの映画を否定する訳…
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終盤の駅での別れのシーン。
つつしみをもって、フェンス越しにやけに遠くから撮るなぁと思っていたら徐々にズームアップし、彼らのミディアムクロースアップまで寄る。手前にあったフェンスの存在が見えなくなる…
本国イギリスでは2011年に公開された同性愛映画。
必ずと言っていいほど周囲に受け入れられた状態の同性愛者が登場する最近の洋画に慣れていたので、自身がゲイであることを後ろめたく思ったり、周囲の目線…
アンドリュー・ヘイの映画は、
寂しくて居場所のない人のすぐ横でそっと寄り添ってただカメラを回してる感じが好き。
声をかけずにただカメラは存在してるだけなので能動的な働きかけみたいな力が物語に働かない…
(C) Glendale Picture Company MMXI