nanakuma

ピエロがお前を嘲笑うのnanakumaのネタバレレビュー・内容・結末

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

うーーーん・・・・・

なんと言えばいいか難しいなあ。

ダークウェブの世界をビジュアルで表現したのはよかったと思います。
最後のどんでん返しもよかったと思います。

結果的に、証人保護プラグラムのように監視・把握されることなく自由になれましたね。

でもあの展開だとなんだかご都合主義すぎませんか????

「解離性同一性障害を装うことで証人保護プラグラムは適用されないことになりました・・・」
百歩譲ってここまではベンヤミンが演技などを頑張ることで狙って成し得たとします。

で、そこからあの女性捜査官が、ベンヤミンを不憫に思って
「5分あげてプログラムをいじらせる」
ことによって証人保護プラグラムの適用を外れながらも新しい身分になれたのですよね。

その展開って狙ってできるわけないし、狙うこと自体ありえないくらいおかしいと思うのですが・・・
あまりに希望的な狙いだと思います。

本当はダメだけどなんとか特別に証人保護プラグラムを適用しますってなるか放り出されるか、そのどちらかになるのが普通だし、「かわいそうだから自分でプログラムをいじらせてあげる」なんて狙うところが非現実的すぎてせっかくの特大どんでん返しが台無しだと思います。
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