主人公を始めとする4人のハッカー集団が、あこがれのハッカーに近付きたい、認めてほしくて様々なセキュリティを突破する事件を起こすが、全く歯牙にかけてもらえない。
その事に苛立った主人公たちは相手を罠にかけようとするが、逆に罠にかけられてしまう。
命を奪われた仲間3人、命を狙われている主人公は情報と引き換えに保護を求め事の顛末を語っていく……という物語。
警察署の聴取室で語られる主人公目線でのあらましを聞きながら顛末を追いかけていくわけだけど、まんまと騙された……。
「見たいものしか見ようとしない」というのは確かにそうだな、という感じで、女性刑事も自分の進退という欲しいものを手に入れたから主人公を見逃したんだろうか。
きっと同情とかではなく、打算だらけの感情だったんだと思う。
終始騙し合いが展開されて、裏の裏をかくような展開は観ていて楽しかった。
