バリバリタンバリン

ピエロがお前を嘲笑うのバリバリタンバリンのネタバレレビュー・内容・結末

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

主人公の語りで事件が明らかになるユージュアルサスペクツっぽい構成。故に絶対なにか仕掛けがあるんだろうなあという疑った視線で見ることになるが、逆にそれが引っかけでしたというオチ。一応劇中の捜査官を騙すという体でやっているが完全にどんでん返し系に慣れた視聴者をおちょくるようなオチ。全部1人でやってました系のオチにしては他の人物同士で話すシーンがありすぎて完成度低すぎじゃないか?と思ったので違うオチで良かった。ただそれが仲間が死んだところ以外全部本当でしたーっていうのは自分の中で少しインパクトに欠けたかも。でもいろんなどんでん返し系の映画でこういうパターンがあってもいいよねとは思う。
演出だとダークウェブというインターネット上のものをサイバーな地下鉄みたいな場所として映像にしているのは厨二病チックなかっこよさがあって良かった。あとはハッキングって意外と現地に赴いてやるもんなんだと学んだ。拠点みたいな場所からやるもんだと思ってた。