ゆ

いつだってやめられる 7人の危ない教授たちのゆのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

人にはそれぞれの居場所があって、最後の審判なら私は右下に居るんじゃないのか、と感じるほど泥々な日々やけど、たまに上にいる人に会える瞬間がある、その人達にしか見えへん光とかあるんやろうなと思う、私が触ろうとしてるのは鏡な気がする、ここに居たらもっと腐る気がする、私を笑って安心する人がいる、そういう人は不安なんやと思う、頑張っていますと自分をブランディングしている人も自分の価値を認めさせるために手段を厭わない人たちも、器用やなと思う、でも、私に見えへん光を見ている人はきっとそんな鏡の表面0.1mmの事なんて興味がない気がする。ダサい言葉が一切なくて彼女や彼ら自身の弱さも強さも認めていて、玉ねぎで言うなら薄皮が多い、枕で言うなら低反発、ぎっしり詰まってどっしり構えて受け止める余裕がある、私がしがみついてきた場所はもう必要じゃなくなったんかも知れへん、ここにおったらあかんのかもしれへん、いつだってやめられへんことばっかりやけどこの生活は早く終わらせたいな
ゆ