大学教授たちが持ち前の頭脳を駆使して、上物の麻薬を売り捌くギャングになるお話。
正直、設定はブレイキング・バッド味があるけど、これはコメディの要素が強いから、不思議と似てるとは思わなかった。
ちなみに「首席の学者がごみ収集員」という記事から着想得たらしく、イタリアの貧困問題やポスドク問題を知るキッカケにもなるから、地味に勉強にもなる。
あと、音楽の使い方や全体的な色使いがポップなのも好みだった。ギャングってなんだっけ?ってぐらい登場人物がもれなく弱々しいのも良い。
終始テンポも良く、最後は清々しさすらある作品でした。
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2023/12/09追記
この作品は続編のほうが素晴らしいので、1を見てやめている人は2と3も見てもいいかも。